夏かぜ、食欲不振や下利の胃腸症状、さらに寝苦しいなど夏に弱い皆様に「なつめ」は
大切な漢方薬で、漢方処方として「勝湿顆粒」が好評です。
又薬膳料理やお茶請けにも好評で、滋養強壮効果もある身近な食材でもあります。
なつめ(和名)は漢名を「大棗」と言い、漢方薬としての効能は、体を温める作用がある
温性なので、冷えるタイプにお奨めです。
中国には「八宝茶」があり、八種類の生薬の中になつめを入れた中国茶が好評 !!
お粥を作るときは、米100グラムに対してなつめ5個ぐらいがおすすめで、氣血不足の人や
胃腸の調子の悪いときにお試し下さい。
中国ではなつめを、病後や産後の養生食として、利用されており、低下した消化機能を整える
働きがある為、虚弱体質の強壮に効果があり、また肝臓を保護して、血を養う作用があります。
なつめが配合した、漢方薬に「勝湿顆粒」があり、胃腸機能失調、蒸し暑さによる諸症状にに効果があります。
なつめは精神安定作用があるので、更年期障害による不安感や動悸、不眠、ヒステリーなどの症状を緩和
します。漢方処方として「甘麦大棗湯」があり、産後の養生、子供さんの夜鳴きにも用いられます。
PR